ボールペンを科学する


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ボールペンの歴史

ボールペーンは1943年、新聞の校正係だったハンガリー人のラディスラオ・ピロによって発明されました。 その特許はピロからアメリカの企業に買われ、ボールペンは瞬く間にアメリカ中に広まり浸透します。

そして発明からたった2年、進駐していたアメリカ兵により日本に伝えられ、現在のボールペンがあります。


ボールペンの構造

ボールペンは名前のごとく、先端に小さな金属のボールが埋め込まれている構造になっています。

ボールは先端から30%ほど出ており、この部分が紙に触れて回転することにより、インクをひきだして紙に線を描きます。 いわば超小型の印刷機ですね。


ボールペンのここが凄い

ボールペンの書きやすさには大きく2つのポイントがあります。

1つ目は、いかにボールをスムーズに回転させるか。
ボールにわずかなデコボコがあってもつまってしまいます。 そのためボールペンは1万分の3ミリ内の誤差という、腕時計の精密部品顔負けの精密な球を採用しています。

またボールの大きさは引く幅によっても違うのですが、0.5ミリを標準とし、1秒間に10cmの線を引くだけでも、60回転します。 これはなんと時速200km以上で走っている新幹線の車輪の回転数よりも多いのです。 それだけにボールペンのボールには摩擦に強い物質、タングステンカーバイドという、ダイヤモンドの次に固い素材などが使われています。

2つ目に、いかにインクをなめらかに出すか、ということです。 戦後日本で作られたものは油性インキで質もあまりよくありませんでした。 その後改良が重ねられ、書き味がやさしい水性インキ、水に流されにくいゲル状顔料インキなどが登場しました。

最近では消しゴムで消すことの出来るボールペンも登場し、人気になりましたね。





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